和らぎ水の大切さもご存じのことと思います。
どれくらい大切かというと、仕込み水を和らぎ水として出す酒蔵もあるほど。
日本酒と交互に飲むことで、二日酔いにもなりにくくなり、
なにより舌を鈍らせずにいられるので、
日本酒や料理を常に新鮮に、より美味しく感じることができるのです。
和らぎ水の大切な条件は、美味しい水であること。
日本の酒には、日本の水。
美味しい水は数あれど「奥会津
微炭酸なのに、まろやか。
刺激が強すぎず、泡のひとつぶひとつぶが繊細。程よい炭酸は、口の中を爽快にしてくれながらも、酒から酒への流れを失いません。
美食の町として注目を集めつつある東京・新富町。駅から徒歩3分、落ち着いたたたずまいの石壁がお出迎え。
2018年にOPENし、2019年にはミシュラン一つ星、
2021年には二つ星を獲得した「日本料理 久丹」さんに、お話を伺いました。
「食事は楽しく、明るい空間で楽しんで欲しい」という中島さんの考えから、白を基調とした店内に、各所に映える赤の色。
紅白の組み合わせに、気持ちまで明るくなりますよね。
実は、「久丹」の「丹」という字は、古来赤い色を指す言葉。なんとも粋な演出です。
さらに
鮨屋や海外での修行経験がある中島さんならでは、
鮨を出したり、豊富なワインを用意したり。
従来の日本料理ではあまり使われにくい食材を使うこともあります。
全ては、お客様に満足していただくため。
そんな「お客様への想い」の表れが、まさに「久丹」という店名。
「真心(丹)のこもった料理が、永遠(久)にお客様に愛されますように」という気持ちが込められているのだそう。
「美味しいのは当たり前の世界。
せっかくうちの店を選んでいただいたのだから、
お客様にはそれ以上に満足していただきたいんです」という言葉に、ファンが多いのも納得です!
食事の際の
「水の重要性」について伺ってみると
料理とお酒はマリアージュが作られるもの。そのマリアージュをより引き立てるのが、水の役目。ではどんな水が適しているのかというと「やはり食事は楽しく過ごしてほしいから、リラックスして和めるような、やわらかい軟水。それに、日本料理には、やっぱり日本の水が圧倒的に合います」と中島さん。
「奥会津金山 天然炭酸の水は微炭酸なので、より口の中をリフレッシュしてくれる。強炭酸だと主張が強すぎて、料理やお酒の邪魔になってしまうこともあるけれど、これは炭酸の具合がちょうど良い。」
というお褒めの言葉もいただいてしまいました…!
スッとはいって酒の邪魔をしない。
飲めば違いの分かる水ですね。
温いと美点だけでなく欠点もさらけ出てしまうものですが、これは常温のまま出せる水だと思います。
鮨 㐂邑 木村康司氏
この水は、固すぎず柔らかすぎずで美味しさがわかりやすいです。
炭酸が強すぎないので、お酒の美味しさを引き立ててくれます。
日本料理 一凛 橋本幹造氏
・CRAFT SAKE WEEK東北 2018 に参加
・CRAFT SAKE WEEK at ROPPONGI HILLS2018に参加
・CRAFT SAKE WEEK at ROPPONGI HILLS2019に参加
JAPAN CRAFT SAKE COMPANY(ジャパンクラフトサケカンパニー)代表:中田英寿氏による、日本酒の魅力をあじわい尽くす“SAKE”イベント。
2016年からスタートしたイベントも4年目に突入。
今年は「地域性」をテーマに、全国47都道府県から選りすぐりの酒蔵が集合します。
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